2017年4月からのメンテナンスの義務化について(2017年2月1日現在)

2017年4月1日よりメンテナンスが義務化されます

低圧の太陽光発電所は法令上一般電気工作物とされ、メンテナンスや法令点検などは必要とされていませんでした。

しかし、近年不適切な発電所で多発したトラブルにより、2017年4月から低圧の発電所にもメンテナンスが義務付けされるようになりました。

メンテナンスフリーといわれて設置をした人からすると寝耳に水で急にメンテナンスといわれても・・・といった状態になっています。

メンテナンスを行っている業者もたくさんいて、一体どのサービスを活用すればいいのかわからないと頭を悩ます方も多いです。

慌ててメンテナンスを取り入れる前に、今回のメンテナンスの義務化がどのようなことなのかをきちんと把握しましょう。

実は細かなことはまだ決まっていないメンテナンスの義務化(2017年2月1日現在)

結論を先に記載しましたが実は低圧のメンテナンスについては2017年2月1日現在細かなことは何も定まっていないといわざるを得ません。

経済産業省のHPを見ると次のように記載されています。

経済産業省原文 リンク(16ページになります)

経過処置において、現行制度で認定を受けた案件で一定の条件を満たす場合は、新認定を受けたものとみなすこととしており、すでに発電事業を実施していることについての一定の配慮は必要なものの、新制度において認定基準として認定され、事業者が遵守すべきとされる事項(適切なメンテナンス、法令遵守等)については、原則、同様に遵守していただくことが必要である。

この文面から、すでに連携済みの発電所でもメンテナンスや法令点検を行ってくださいと読みとれます。

引き続き原文を見てみます

また新制度では事業計画認定となることから、みなし認定で新制度に移行した案件については。追加的に必要事項(設備更新・廃棄のスケジュール、各種遵守事項への同意)について提出することになっているが、提出期限については、みなし認定に移行した時点から6カ月とする。

こちらは新制度の内容で今までとは異なった同意書や提出物の内容で今回のメンテナンスには必要がありません。

この次に再度メンテナンスに必要な内容が出てきます

<主な認定基準のみなし認定案件への適用>

適切な保守管理・維持管理を行うこと

ここが2017年4月1日から始まるメンテナンスに関する内容です。
原文も合わせて見ていただくとわかると思いますが、これ以外にメンテナンスに関する内容は記載されていません。

「適切な保守管理と維持管理」とは何を意味するのでしょうか?

念のためにこの後の内容も見ていきましょう。

    • 送配電事業者が行う出力制御に適切な方法で協力を行うこと
      (出力制御が可能な遠隔監視やシステムの話)
    • 事業者情報について適切な方法で提示を行うこと
      (事業者情報を発電所に掲載する話)
    • 経済大臣に、発電事業に係る情報を提供すること
      (情報公開に関する話)←まだ詳細は決まっていません

排気やリサイクルなど、事業期間終了後の対応について、明確な見通しがあること
(新しく必要になった提出資料の話)

  • 法令・条例を遵守すること など
    (いたって当たり前な話)
  • 一定期間内に運転開始することができる計画であること
    (先延ばし防止の話)←産業用太陽光は3年以内に始める必要がある
  • 特段理由がないのに一の場所において複数の再エネ発電設備を設置しようとするものでないこと(分割の禁止)
    (低圧分割禁止の話)

低圧のメンテナンスの現状

このように、メンテナンス関する項目は最初の一文のみでしかも適切な保守管理と維持管理としか記載されていません。

これでは発電事業者は何も対応できないと思います。

現在メンテナンスの販売を展開している会社様の情報を見ていると大きく次のように分かれています。

①遠隔監視装置のモニタリングと駆けつけサービス
②高圧発電所に近しいメンテナンスを年に1回行い、駆けつけも行うサービス
③上記プラス災害保険や売電収入を複合された保険

メンテナンスの詳細は決まっていませんが、メンテナンスを行っているという証明が必要になるかと思いますので、何かしらの報告書を作る必要があると思います。

事業者様にとってはメンテナンス費用を抑えて、さらに安全に発電事業を行いたいと考えられていると思います。

これからどのようなメンテナンスの規定ができるのかはまだわかりませんが、KGSでは事業者様にとって一番が何かを考えてメンテナンスのご提案を行っていきます。

そのため現在考えられる次の3点のサービス展開を考えています。

①遠隔監視のみのモニタリングで提出資料を作成できるシステム
②目視点検による提出資料の作成
③高圧発電所の点検に準じた提出資料の作成

上記にプラスして駆けつけサービスや保険を組み込んだメンテナンスの仕組み。

どのようなメンテナンス内容になっても対応できるようにしておりますのでメンテナンスをご希望の方はお気軽にお問合せください。


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