売電単価18円他事業者よりも利益を出すために抑えておくべきポイントとは?

売電単価18円でも利益を上げることは可能ですがそのためには適切な方法が必要です

掲載産業省調達価格等査定委員会委員長より、2018年度の売電単価案が発表されました。
FITが始まってからの5年間のケースを考えると、委員長案が翌年の売電単価に反映されているため2018年度の売電単価は18円で確定したといえます。

売電単価が18円では、もう太陽光発電事業は儲からない・・・

というような声を本当に良く聞くようになりました。
詳しくは本コラムでご紹介していきますが、売電単価が18円になってもやり方次第で太陽光発電事業はまだまだ儲かります!

 

それどころか弊社では2018年から土地の紹介をスタートしたので、21円や24円の完成案件を購入するよりも利回り率が良くなることも多いです。

本コラムで紹介するPOINT

・18円の売電単価で利益を上げる為にどうするのがいいのか?
・設置費用や土地価格の適正値はどの程度なのか?
・申請など気を付ける点は何なのか?
※本コラムの内容は主に低圧の発電所として作成しております

太陽光発電事業は固定価格買取制度の買取期間が20年間ある限り、利益を上げやすい事業といえますので、お考えの方はお気軽にご相談いただければと思います。

 

 

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1 売電単価18円と土地価格・設置費用について

売電単価18円の場合、土地価格や設置費用はどの程度で行うのがいいのでしょうか?
土地価格も設置費用も安ければ安いに越したことはないのですが、あまり見当違いの金額提示だと話が進んでいきませんので、弊社が考える適切と思える金額をご紹介します。

 

1-1 目指すべき利回りは11-12%

18円の売電単価で太陽光発電事業を行う際の目標とする利回り率は、土地費用まで含めて11-12%程度と考えています。

 

11-12%程度の利回り率が取得できないのであれば10%程度で販売されている21円や24円の分譲案件を購入したほうが手間がかからないので良いと思います

 

以下の価格設定は11-12%の利回りを目指すための適正と思える価格になります。

 

1-2 土地価格は坪単価ではなくkWいくらで考える

年々太陽光発電所向けの土地は少なくなってきて、多くの事業者様の頭を悩ましているのが土地の確保です。

 

弊社では幸い多くの地権者様から直接土地買取の相談をいただいているので土地探しにはそこまで困っていません。ですが、今までに比べると、条件の良い土地が少なくなってきて影の影響があったり、形がいびつな土地が正直増えてきています。

 

そのため、広さに対して土地の金額を決めるというよりも設置可能な発電所のkWに対して土地の金額を定めるようにしています。

 

弊社の査定基準だと1kWあたり約2,000円までとして土地は粗造成した状態の渡しとしています。

 

100kW程度の過積載の発電所だと土地価格は200万ほどになり、売電収入1年間ほどの価格になり、土地のみの回収年数は1年となります。

 

土地の買取を希望される方の中には、もともと非常に高い査定金額が出ていて、弊社が出させていただく金額が非常に安く感じる人も正直います。ですが、どのように考えてもこれ以上高い土地価格だと利回りが合わず、分譲案件を購入したほうが良くなるため、土地の売買は成立しにくいと思います。


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1-3 設備価格はすべてコミコミで7.5年回収を目指す

土地の回収年数が1年ほどなので、利回り11-12%を目指すためには設備費用の回収を7.5年程度にする必要があります。
あくまで概算になりますが、100kW程度の過積載の発電所の場合、売電収入は税込みで約200万円程度になるため、7.5年回収であれば税込みで1500万円程度になります。

 

この1500万円程度のなかには発電事業を行うために必要な負担金と保険金額以外の金額が含まれている必要があります。
※看板・フェンス・遠隔監視(10年分の通信費込み)の費用も含んでいます
単純計算になりますが発電所の設置コストをkWあたり税込み150,000円で収めることができれば8.5年回収ができ利回りが11.7%確保することができます。

 

ただし、上記金額以外に負担金や登記費用・農地転用費用などが掛かってきますのでその他費用をあらかじめ計算しておく必要があります。

 

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2 18円売電単価発電所と過積載

利回りを高くするために必ず考えないといけないのが過積載です。
2015年ごろから徐々に広がり始め、2017年度には当たり前になった過積載を18円の発電所建設ではどのように考えるがベストなのでしょうか?

 

2-1 利回り率を上げるための過積載と収益を上げるための過積載

過積載を考える際にあらかじめ考えないといけないのが利回り率を上げる過積載と収益を上げるための過積載です。

 

過積載率を高くすればピークカット(捨てられる電気)が多くなります。
地域によってどの程度ロスが出てくるかは異なるのですが、できるだけ電気を捨てずに利回り率を上げるためには150-160%程度の過積載率が一番良いといわれています。

 

収益性を高くするための過積載はPCSの性能上接続できるだけ接続するのが良く、2018年2月現在だと360枚の接続が最も多くのパネル設置になり、過積載率は218%程度になります。

 

18円の売電単価で発電所を建設することを考えた場合、どちらの考え方で計画を立てるのがいいのでしょうか?

 

土地の場所や形によって変わってしまうので一概には言えませんが、土地を贅沢に使うよりも少しでも多くのパネルを設置したいという方が多いため、360枚に近い枚数をご提案させていただくことが多くなっています。

 

2-2 過積載発電所シミュレーションの注意点

過積載が一般的になるにつれてシミュレーションも徐々に過積載の対応になってきていますが、残念ながらすべてのシミュレーションが過積載に対応しているわけではありません。

 

そのため、HP上などの高利回り率の案件を再度計算してみると全く違う数字が出てくることも少なくありません。
下記に過積載発電所のシミュレーションを確認する際の気を付けるべき点を紹介します

過積載シミュレーションPOINT

①過積載(ピークカット)は考慮されている?
②日射量は平均年?それとも多照年?
③パワコンとパネルの接続方法は明確にされている?

①過積載考慮になっているのかどうか?

ここに気を付けよう!
ピークカットが考慮されている発電所なのかそうでないのかを確認しましょう。
業者がわかっていない場合もありますので、どのシミュレーションを使っているのか確認して、過積載に対応しているかどうかはご相談いただければ弊社で調べさせていただきます。

 

②日射量は何を参考にしているのか?

ここに気を付けよう!
一般的にはNEDOの日射量データを活用しているのですが、メーカーの中には日射量が多いデータを使っている会社もあります。
また、NEDOのデータを使っていても多照年という平均年よりも日射量が多い年のデータを使っていることもありますので注意が必要です。

 

③パワコンは考慮されているのか?

ここに気を付けよう!
パワコンの変換効率のみ設定されている場合は、パワコンとパネルの接続を考慮されていない場合があります。
信頼度の高いシミュレーションにするためには、パワコンとパネルの接続方法も明確にする必要があります。

 

少なくともこれら3点を押さえておけば、実発電量とシミュレーションが大きくずれることはないといえます。

 

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3 21円、24円分譲案件との比較

ここまで18円の太陽光発電事業についてご紹介してきましたが、21円や24円の売電単価がついている土地付き太陽光発電所で条件が良いものがあればそちらの購入をしたほうが正直、手間はかかりません。

分譲案件を購入するほうがいいのか?
それとも18円で発電所を作ったほうがいいのか?

この項目では分譲案件と18円案件の比較、また弊社で行っています土地の紹介について記載していきます。

 

3-1 分譲案件の現状

売電単価が40円であろうと21円であろうと、分譲案件は基本的に利回り率が10%になるように販売価格設定がされています。

 

分譲案件を購入するメリットは設置に対して自分ではほとんど何もしなくていい点にあります。
太陽光発電所はどこにでも設置ができるわけではなく、法令やガイドラインなどの問題をクリアする必要があります。

 

太陽光発電はルールが度々変わるため、事業者様が土地を購入した後に設置ができないことが発覚することが多々あります。

 

分譲案件はすでに太陽光発電所が完成された後に引き渡しが行われるので、土地を購入したけれども太陽光発電所の設置ができなかった!などのトラブルが起こりません。

 

利回りはそこまで高くありませんが、ほとんど手間いらずというのが分譲案件のメリットになります。

 

3-2 分譲案件を購入したほうがいいのか?

結論から言いますと、分譲案件を購入したほうがいいとも18円の発電所を建設したほうがいいとも一概には言えません。

 

KGSでは自分で土地を見つけることができて、手間をかけても利回りを高くしたいと考えられるのであれば18円で建設をおすすめして、自分で土地は見つけれないし、できれば手間をかけたくないと考えているのであれば分譲案件の購入をおすすめしています。

 

21円の申請は昨年度の24円の申請と比較して1.7倍程度の申請があったと経済産業省から発表がありましたので、18円で行うのがいいのか分譲案件の購入をしたほうがいいのかは焦らずにじっくりと考えても大丈夫だと思います。

 

3-3 KGSの土地紹介

できれば手間をかけたくない・・・
でも利回りはできるだけ高くしたい・・・

多くの方がこのように考えていると思います。

 

そんな方たちに満足していただけるように、KGSで考えて取り組んでいるのが18円の太陽光発電所用地の紹介です。

 

ただ、土地の情報を紹介するのではなく、実際にその土地で太陽光発電所ができるような状態にして紹介するため、自分で土地を探して調査をする必要がありません。

 

弊社には工事を依頼していただくことになるのですが、その際の価格は本コラムで解説しているように土地代を入れて11.5%以上の利回りになるように設計しております。
※負担金を入れて11%程度の利回りになる予定

 

分譲ほど何もしなくていいわけではありませんが、自分で土地を探し、色々な項目を調べる手間が省けます。18円用の太陽光用地を紹介してから時間はそこまで経っていませんが、多くの方に土地の紹介をさせていただいております。

 

分譲・土地紹介・土地ありの場合の比較表

利回り率 手間
21円など分譲案件 10%程度 ほとんど無し
18円案件 9-13% 非常に多い
土地紹介 11-11.5% 比較的少ない

 

4 まとめ

18円で太陽光発電事業は今までの高い売電単価とは異なり、設計をきちんと行わないと利益が出ない可能性もあります。

 

そのため、今まで以上に設計や用地選定が重要になってきます。

特に気を付けるべき点

①設備設置費用
②土地費用
③過積載率

ただ、分譲案件も非常に多く販売されているので18円で発電事業を行わなくても、利回り10%程度で21円などの分譲案件を購入することも選択肢としてはありだと思います。

 

利回りを少しでも高くでもできるだけ手間をかけたくない人は、弊社土地紹介も一度ご検討してみてください。


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18円の売電単価でも太陽光発電事業を行いたいと考えられている方はぜひ!お気軽にお問合せください。

 

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